涼宮ハルヒの驚愕前編/谷川流

だいぶ昔の話ですが,このブログは2人で運営されていて,そのもう一人が涼宮ハルヒの憂鬱という本を,高校3年生の秋という時期に,僕に貸してくれたがために,いろいろ予定が狂ったことを覚えています(笑

勉強の合間に読書なのか,読書の休憩に勉強なのか,よくわからないくらい一気に読んでしまった涼宮ハルヒの分裂までのシリーズですが,その続編は大学4年になってようやく発売され,手元に残っていないため,前の話がどうだったかなぁと思いながら一応読んでみました. アニメを見ようとしたのですが,なんかわかっている話をなぞるのもなんだか面白く無いなと思い,見るのをやめてしまったため,4年ぶりに涼宮ハルヒに関わることになりましたが,登場人物の関係はなんとなく覚えていましたし,まあそんなに細かいことを知らなくても一応読めます. ただ,高校生の時に感動するくらい面白かったお話も,のめり込むほど良いペースでは読み進められず,3ヶ月ぐらいかかってようやく前編を読み終えました... もちろん読書に割く時間が少なかったというのもあるかと思いますが,なんかある時ふとゲームやアニメが生活でそこまで重要じゃないなと思い始めた時のような,あの子供心を亡くした瞬間みたいな気持ちがして少し残念でした. ストーリーは,情報統合思念体の体調不良が,タダの体調不良じゃなく,ハルヒが神であるからというまあ単純そうで単純でない話で,面白いのですが,他に読みたい本がある浮気心があるから,のめり込めないのでしょうかね...

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